こんにちは!おでん文庫の本棚を入れ替えましたのでご紹介です。ちょうどその時にお店にいらっしゃった方が興味を持ってくださり、一冊手に取ってくださいました。絵が好きかも…と話されていた姿が優しげで、とても心に残りました。ありがとうございます!
さてさて、7・8月の本棚のテーマは夏らしく
”ここにある海”
です。本棚に置いている12冊全て作者は同じ、山下 明生(やました はるお)さんです。
テーマや本の決定について、実は6月頭までは、7・8月それぞれで置こうと思っていた本もテーマも別にあったのです。これが偶然の流れでまったく違う方向に舵取りすることとなりました。
というのも、6月の本棚で扱ったアルビン・トレッセルトの本をいくつか読んでいた中で『海がやってきた』という本がありまして、ふとした興味で翻訳者の名前を検索したら、海に関連する本が出てくる出てくる。たくさん本があるとということは、それだけ海があるということです。『海底二万海里』は1冊の中に世界中の海を取り上げており、それが全体としてひとつの海でつながっています。
山下 明生さんの海は、それが砂場だったり、お布団だったりする場合があります。海という場所に限定するものではないところが面白いです。そうした本を読んでいると、今いる場所がコンクリートジャングルだとしても、海が近くに波を寄せてくるような、今ここに、心の中にも海があったら…という想像から、今回のテーマに決まりました。
海というひとつの存在から、さまざまな目線を知る機会となることを願って、私自身考えながら、本の紹介をしていことうと思います。
【本リスト】 ※7/1現在
- 『海のしろうま』
- 『ふとんかいすいよく』
- 『みなとのチビチャーナ』 ※売切
- 『いいたび ボンボン』
- 『みんなでうみへいきました』
- 『うみのポストくん』
- 『よるのふね』
- 『ハリネズミ・チコ1 ジャカスカ号で大西洋へ』
- 『ハリネズミ・チコ2 大きな船の旅 ジャカスカ号で地中海へ』
- 『ハリネズミ・チコ3 空とぶ船の旅 フライパン号でナポレオンの島へ』
- 『ハリネズミ・チコ4 空とぶ船の旅 スターライト号でアドリア海へ』
- 『ハリネズミ・チコ5 小さな船の旅 パピヨン号でフランス運河を』
『海のしろうま』
山下 明生 作 長 新太 絵
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『ふとんかいすいよく』
山下 明生 作 渡辺 洋二 絵
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『みなとのチビチャーナ』
山下 明生 作 村上 康成 絵
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『いいたび ボンボン』
山下 明生 作 渡辺 三郎 絵
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ボンボヤージュ!ベッドの船が出航します - おでん文庫の本棚
『みんなでうみへいきました』
山下 明生 作 梶山 俊夫 絵
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『うみのポストくん』
山下 明生 作 村上 康成 絵
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『よるのふね』
山下 明生 作 黒井 健 絵
↓本についての記事はこちら
棚を借りている本屋で力説したとにかくページを開いてほしい絵本 - おでん文庫の本棚
『ハリネズミ・チコ1 ジャカスカ号で大西洋へ』
『ハリネズミ・チコ2 大きな船の旅 ジャカスカ号で地中海へ』
『ハリネズミ・チコ3 空とぶ船の旅 フライパン号でナポレオンの島へ』
『ハリネズミ・チコ4 空とぶ船の旅 スターライト号でアドリア海へ』
『ハリネズミ・チコ5 小さな船の旅 パピヨン号でフランス運河を』
山下 明生 作 高畠 那生 絵
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ポルトガルから始まるココロオドル海と船の大冒険 - おでん文庫の本棚
棚を借りている【南と華堂(なんとかどう)】さんの公式サイト↓
ここで紹介する本以外でも、海に関連する本はまだまだあります。私自身まだ全ての本を読めていないので、それらはこれからのお楽しみです。
そして、ブログの記事ですが今回で50記事目を迎えました。ブログの開設当初に比べて本が好きな方と関わる機会が増え、ほんとうにありがたさを感じる日々です。
読書の楽しさが広がる活動をしたいという思いが募りつつ、ではどんなことが出来るかを考えてみると、まだまだ自分の手のひらが小さいことを実感します。地道に、たくさんの本と出会い、そのご縁が広げられるようにやってまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!
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