おでん文庫の本棚

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【おでん文庫】5~8月の本棚テーマの話

 こんにちは!GWがいよいよ始まりますね。浮足立つこの時期が好きです。やりきれないタスクをたくさん並べ連ねて夢を描くこの時期が好きです。

 

 そして、おでん文庫の本棚では、1~4月のテーマだった【おうちの本棚】も終わりに近づいています。本棚に置いている本、そして本棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんの情報は以下の記事からご確認いただけます。これから行楽シーズンの始まるGW、お店に足を運んでいただけたら嬉しいです。

【おでん文庫】1~4月のテーマ ”おうちの本棚" - おでん文庫の本棚

 

 今置いている本たちは、昨年の毎月のテーマに沿った本から選び抜いた本があり、それぞれが読み終えたあとに新たな読書の方向性を示していたように思います。

 

 例えばハリネズミの願い』は少し前に著者の新刊が本屋さんに並んでいるのを見かけましたが、ここからアニメーション作家のユーリ・ノルシュテインの映像を見ることに繋がり、『あんちゃんのたんぼ』から同じ著者の『海の学校』を読むことに繋がり、海に対しての意識が上がってきたところで、次回の本棚テーマに繋がっていきます。

 

 5~8月の本棚テーマは【自然科学ことはじめ】です。

 

 当初は児童文学と自然科学を結び付けた本というのがあまり、どちらかというと、夢見心地になるような物語を追いかけていたのですが、たぶんアイスランドの島の成り立ちを知るようになった頃から、そのつながりで火山に興味がひらけて、そこから宇宙、生命、科学に関わる本を読み始めるようになりました。

 

 きちんと初歩的な知識をつけられる本から歩みを進める、というよりも、要所要所にちょっと顔出しするようなかたちで興味の湧いた本たちを揃える予定です。

 

 学校で勉強したはずの知識をすっかり落とした頭でも、読みやすい、面白い、と思った本たちなので、安心して読めるのではないかと思っています。

 

 また、自然科学の知識が詰まった本を置くのが目的ではなく、自然環境の中を舞台とした物語も置く予定です。ふと、月を眺めてみたり、土を踏みしめてその感触を思い出したり、日常の中で気に留めてみる景色や感覚がちょっとでも広がったのはこの本たちとの出会いだったので、そうやって自然科学を身近に感じることから、始められたらと思います。

 

 本の入れ替えは5月の最初の週末に行う予定です。ブログの更新は、次回が100記事目を迎えるので、記念として何かそれらしい記事を書こうか悩み中です(それらしい記事って何だろう)。ではでは次回もどうぞよろしくお願いします。

 

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