おでん文庫の本棚

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【雑記】5月に向けて、そしてこの先の話

 こんにちは!先日購入した秋田のお米が好みのおいしさで、お米をよく食べていたら体重計にお米の分がズンとのっかりました。おなかのお肉を落とすよい方法がありましたら誰か教えてください…。

 

 そろそろ4月の終わりに近づいてきたこともあり、来月から始める5~9月のテーマの本を何にするか決めなければなぁというのが頭の片隅にありながら過ごしています。

 

 今年の本棚は時期が来たらパキッと別の本にまるまる入れ変える、というよりも季節の模様替えのようにクッションカバーの柄を冬から春仕様に、花瓶に春の花を挿す、しかし大きい家具のテーブルやソファ、ランプはそのまま…と、部屋の佇まいは残しながら変化を楽しむ、という方針でやって行こうと思っています。

 

 今年のこの方針を試行してからは、まだ4か月と言えますが、妄想ではもう来年の方針が頭の中に浮かび始めています。想像では先の未来を描くのに、現実では時間が経つのを惜しむことが多くて不思議なものです。来年までに今できることを考えたら、今やることがパンパンのパン。みなさんもやりたいことがいろいろ出てきたりするでしょうか。

 

 最近読んだ福岡 伸一さんの『せいめいのはなし』、この中に出てくる動的平衡という身体の仕組みが衝撃的で、自分は、人の身体は絶えず変わり続ける、と聞いても進化と退化といった対照的なベクトルが、人の一生を範囲とした長い時間軸の端と端の間で緩やかなかまぼこのような曲線を描いているイメージを持っていました。それを、かまぼこ曲線を立体的にして、薄く何ミリかでスライスしいったとき、今日と昨日、一週間後のかまぼこの大きさはあまり変わっていないように見えます。しかし、確かにわずかでも変化している。日常では一日一日の変化を意識することはほとんどないのですが、変わり続けていることが当たり前にある。むしろ、かまぼこの全体像で今日という日がおざなりになりそうなら、毎日かまぼこはスライスされて都度生まれ変われる、みたいな考え方をしていられたら、かまぼこを想像しているほんのわずかな時間、変わる勇気をもらうような気持ちが湧いてくるなぁなんて思いました。

 

 おでん文庫でやりたいことはいろいろあるのですが、ひとつに海外の本を扱いたい、というのがあります。そこで障壁となる語学…独学でやっているので勉強のやり方から試行錯誤しては落ち込むことが多かったのですが、最近ちょっとずつ学び方が開けてきたような気がしています。語学学習にAIの活用法というのも見聞きして試しにやってみようと思っていたのですが、AIにさえモジモジして言葉を投げかけられず。再チャレンジせねば。

 

 おでん文庫の来月の本棚にドリトル先生シリーズの本を置く予定で、久しぶりに井伏 鱒二さん訳のドリトル先生の本を読んでいる(といっても1作目を読んだことがあり今2作目を読んでいるという具合です)のですが、この日本語の言葉の運びにいちいちウットリしています。それがどこから醸されているのか、突き詰めるまで至っていないのですが、日本語で書かれた本、とも思えそうな言葉の運び。そんなところを楽しんでいると、やはり原文も知りたくなります。

 

 いつか、原文と翻訳の味わいも届けられたらいいなあと妄想しながら、語学の勉強も頑張ります。日進月歩の意気込みで。

 

 ではでは、次回は5月からの本棚のテーマ紹介となるかもです。どうぞよろしくお願いします。

 

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