こんにちは!本日は、棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんのお店番をしながら、本棚の中身を入れ替えました。
お店ではちょうどアイスランド絵本のパネル展が開催されており、しげしげと展示パネルやアイスランド関連本を眺めていました。アイスランドは3月に山をテーマで扱ったのをきっかけにアイスランド関連の本をいくつか読んでいるうちに、火山や間欠泉、地球の割れ目、月面着陸の練習場所になったなど、自然に関することや、国民に大事にされてきたアイスランドの言語について、興味がまだまだ熱いです。お店で掲示している案内POPの画像を最後の方に貼っているので、雰囲気を知る参考にしてもらえたら!
さてさて9月のテーマは
”月さんお星さん”
です。
月や星については、取り扱っている本がたくさんある中で、今回は少し偏愛が入った選出になっているかもしれません。ぱっとみた印象では手が伸びないかもしれないけれど、一度読んだら忘れられない印象を残す本たちです。
『片手いっぱいの星』については、子どもが目の前の困難や社会と向き合い世界を広げていく力強い本で、子どもにも大人にも読み継がれてほしい本です。『世界がまだ若かったころ』はずっと置くタイミングを考えていた本で、ドイツ児童文学賞、スイス児童文学賞、オランダ銀の鉛筆賞受賞と、さまざまな賞を受賞している、童話のような、哲学のような、不思議さと奇妙さと優しさがくるくるとまわり、読むほどにはまっていきます。『おつきさまにキス』は、紙面の印象を占める紫色とおつきさまの顔が一度見たら忘れられず、『いい ゆめを』も同様に、詩的な文章とそれにぴったりな夢のある絵に心を掴まれました。
【本リスト】 ※8/26現在
- 『片手いっぱいの星』
- 『おつきさまのキス』
- 『いい ゆめを』
- 『世界がまだ若かったころ』
『片手いっぱいの星』
ラフィク・シャミ 作 若林 ひとみ 訳 太田 大八 装丁
↓本についての記事はこちら
『おつきさまのキス』
リン・マヌエル 文 ロビン・スポワート 絵 片山 令子 訳
↓本についての記事はこちら
『いい ゆめを』
山下 明生 作 渡辺 三郎 絵
↓本についての記事はこちら
レモン色のお月さまが子どもを優しくつつむ夜 - おでん文庫の本棚
『まだ世界が若かったころ』
ユルク・シュービガー 作 ロートラウト・ズザンネ・ベルナー 絵 松島 富美代 訳
棚を借りている【南と華堂(なんとかどう)】さんの公式サイト↓
南と華堂さんと棚主である詩人・市川裕子さんと「さるちょことやぎの本屋」さるちょこさんが動画配信を始めたので、よかったらご覧ください。お店の持っている、和気あいあいと楽しい、あたたかい雰囲気がしっかり出ています!
こちらがアイスランド絵本のパネル展の案内POPです。東京都・八王子市の出版社・ゆぎ書房さんから出版されている絵本たちとなります。今ならフォトスポットのかいぶつたちが入り口でお出迎えしてくれます。
本たちの紹介は追って投稿していきます!今は記事化に向けてシリアの本を読んでいます。きちんと読書が身についているのか怪しいですが、ちょっとでも本に寄り添えるように、もりもり読んでいきます。それではまた次回もよろしくお願いします。
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【おでん文庫】7・8月のテーマ ”ここにある海" - おでん文庫の本棚
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