こんにちは!寒さが一段と増す今日この頃ですね。
東京では珍しく、積もるほどの雪が降りました。
窓からみえる薄灰色の景色が、気が付けば日が差して白くまばゆい光がキラキラしていく光景に変化していきました。
この景色の変化に重なってみえた絵本、
「14ひきのさむいふゆ」いわむら かずお 作
をご紹介です。
この絵本は「14ひきのシリーズ」の全12冊のうちの1冊となります。
ねずみのおじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさん、きょうだい10ぴき、みんなで14ひきの家族が登場して、自然の中での暮らしを描いています。
自然や季節を題材にしている中で今回は冬が舞台です。
この作品の見どころは、
冬の寒さや厳しさと、ろうそくが灯りストーブの暖かい部屋の中との対比
と考えました。
それにより、心がほこほこする家族の団らん風景がより印象深いものになります。
そして最後のページでは、最初の雪の凍えてしまいそうな冷たい印象ががらりと変わり、雪が好きになっているはず。
冬の季節にぴったりの絵本、ぜひお手に取ってみてください。
次回は、14ひきのシリーズを掘り下げようと思います。
どうぞよろしくお願いします。