こんにちは!今月は”南と華堂さんで開催している"南と華堂のなかのちいさな本屋さん"もとい"本棚まるまるおでん文庫”イベントの選書に関する記事を投稿していますが、それもいよいよ今回で最後です。
↓イベントの概要は下記の記事からご確認ください。
10月の”本棚まるまるおでん文庫”イベント始まります - おでん文庫の本棚
【おでん文庫】人から愛されたい。のお悩み選書 - おでん文庫の本棚
【おでん文庫】人の期待に応えようと頑張ってしまう。のお悩み選書 - おでん文庫の本棚
イベントで紹介している選書は5冊になります。悩みに石を投じるような濃い口の本です。今回紹介するお悩みその①は…
人に言われたことをするだけの人生な気がする。
このお悩みに対する選書を自分が読んだときこと。
何かを自分で選んで決めることが難しいのは、状況であったり、高すぎる目標であったりと、さまざまな理由があると思います。このときに仕方ないと言い聞かせるか、それでも出来ることを探すか、の大きな分岐点があることをこの本を読んで気がついて怖くなりました。
自分の諦めることを頑張って受け入れ続けている今の状態をやめたい、そう思いましたが、この本を読んだときは、すでに出来上がった環境が大きく立ちはだかっていることにまた気が付いて更に怖くなり、自分の在り方を表に出していこうと思うきっかけとなる一冊でした。
そして、お悩みその②は…
本当の友だちがほしいような、ほしくないような。
ほしいと思って手に入るものではないし、本当というのも漠然としていて、何をもって友だちというのか言葉にしようとするのはなかなかむつかしいです。ただ、この本で印象的だったのが、友だちとは何かと考えるきっかけとなった、友だちがいる自分でいようとする人物の登場です。ちょっと心当たりがあって背筋が冷やりとします。
友だちがほしいという前提でいることがそもそも筋違いで、出会ったときに友だちになりたい、という気持ちがふわっと出てくる、そんな風に思った人と関われたら嬉しいなと思うようになりました。
選書の本のお話はこれにて終わりです。悩みという扱い方で少し踏み込んで書いたので、気を悪くされた方がいたら申し訳ないのですが、自分の価値観を動かされた数少ない本をこの特別な機会に取り扱おうと決め、やらせていただきました。今週末の10/25(金)~27(日)が最後のおでん文庫の展示期間となりますので、お店に遊びに来ていただけたら嬉しいです。
ではでは次回もどうぞよろしくお願いします。
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