こんにちは!今日こそ『ドリトル先生物語』について書こうと思っていたのですが、どうも自分の中で敷居ばかりが上がってしまって、もうすこし読み込んでから出直すことにするかもしれません。
ということで雑記をば。本棚のスペースを間借りしている南と華堂(なんとかどう)さんでは、この2024年は棚を借りている棚主さんたちを毎月順繰りで紹介する企画が行われていて、おでん文庫は10月に番が回ってくる予定になっています。いつもは本を置くスペースが棚のひと区画分なのですが、10月の期間はまるっとひとつの棚を貸切らせてもらえることになっており、なかなか豪華です。この10月の準備と、それに加えて9~12月に置く本のことや、他にも考えごとが頭の中を巡り巡っています。来年のおでん文庫のこともそろそろね…。
一年後の予定をどうするかを半年前に大体決めていても、本から本へ次から次へと読んでいくうちに、良い意味で壁にぶつかってこれまでの考えが崩れるようなことがあります。例えば、前に少し話をした『ドリトル先生の世界』を読んだときの充実感と憧れとをいまだに胸の内で燻らせています。理想がひとつ見えてしまって、あとはやるしかないわけです。発明王といわれたエジソンとライバル関係にあったテスラは、失敗は成功のもと、という考え方と対照的に、成功する解を出すまで数式とにらめっこするような人だったそうで、私もついつい、考えごとから行動に起こすまでに、ある程度の答えを頭の中で思い描こうとするのですが、みなさんは行動と思考、どちらに比重が傾くでしょうか。
ここぞとばかりに、腰の重い人におすすめの本がありますよ、と言えたらよかったのですが今回はすみません、そうではなく塚本 香さんという名だたるファッション誌の編集長を務めていた方の言葉を取り上げたいと思います。ファッション誌については、詳しいとか精通しているとかはなくただ眺めるのが好きで、自分の好みのページをスクラップしたりと、こじんまりと楽しんでいる、それだけです。なかでも、塚本 香さんが編集長を務めていた頃のファッション誌「Harper's BAZAAR」は、ページをめくるのが夢見心地で楽しかった。特集で雑誌を選ぶのではなくて、雑誌自体に魅力を感じる、という引き込まれ方に、そんなことあるのかとびっくりしたのでした。
4年前の動画になりますが、塚本 香さんが登場する動画で、どうやったら編集長になれますか?という質問に対する答えが、私は頭の中でリフレインされます。
この塚本 香さんの回答を思い出すと、少なからず考えごとに向き合う時間は作り続けようと、やわい根性でもポッと焚き付けられます。あとは、他所から刺激をもらったり、手を動かしたり。
最近やっと10月のおでん文庫のひと棚まるっと借りる期間と9月の本の入れ替えに向けて、いそいそ準備をし始めましたので、そっと見守っていただけたらありがたいです。
ではでは次回もどうぞよろしくお願いします。
---
おでん文庫の活動を応援していただけたら嬉しいです!
↓↓↓