おでん文庫の本棚

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【おでん文庫】6月のテーマ ”霧と幻想"

 こんにちは!本日おでん文庫の本を入れ替えました。そうしながらも、5月にイギリスの作家であるアリソン・アトリーの本に夢中になっている間に、イギリスの児童文学を色々読みたくなってきました。現在読んでいるヒナギク野のマーティン・ピピンナンセンスな展開をたたみかけてきて面白いです。しかし新書が今は売っていないようで…いつかおでん文庫で取り扱いたいです。

 

 そして、先月に続いて本が売れまして、紹介している本に興味を持ってくださりほんとうに嬉しいです。ありがとうございます。毎月取り扱いが少ない冊数ですが、厳選したおすすめを置いているので、棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんへ足を運んで手に取ってみていただけたら嬉しいです。

 

 前置きが長くなりましたが、6月の本棚のテーマは

 ”霧と幻想”

 です。

 

 ハリー・ポッターナルニア国物語のように、現実の世界とそれとは別の世界の境界がはっきり引かれている場合は、どこからが冒険になるのか認識がはっきりしています。

 

 それが霧となるとどうでしょうか。一歩進んだ先から突然、自分以外の何もかもが白い霧に覆われて、その一時自分がどこにいるのか分からなくなりそうな、それこそ現実かどうか分からない不安に襲われるかもしれません。

 

 自分の目で見ているものが本物なのか、はたまた幻想なのか、本来は離れ離れの世界がすれすれまで近づく本を集めました。

 

 【本リスト】 ※6/4現在

  • 『夢を追う子』
  • 『きりのなかのかくれんぼ』
  • 『おばけサーカス』
  • 『きりのなかのはりねずみ』

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 『夢を追う子』

 W・H・ハドソン 作 西田 実 訳 駒井 哲郎 画

 ↓本についての記事はこちら ※2記事あります

不思議な世界を冒険する本 - おでん文庫の本棚

不思議な世界を冒険する本 続きの話 - おでん文庫の本棚

 

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 『きりのなかのかくれんぼ』
 アルビン・トレッセルト 文 ロジャー・デュボアザン 絵 片山 令子 訳

 ↓本についての記事はこちら

見えないものを教えてくれる霧の中の絵本 - おでん文庫の本棚

 

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 『おばけサーカス』
  佐野 洋子 作/絵

 ↓本についての記事はこちら

子どもの感じる世界を一緒に旅したい絵本 - おでん文庫の本棚

 

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 『きりのなかのはりねずみ』

 ノルシュテイン / コズロフ 作 ヤールブソワ 絵 こじま ひろこ 訳

 ↓本についての記事はこちら

アニメーションから生まれた絵本『きりのなかのはりねずみ』 - おでん文庫の本棚

 

 棚を借りている【南と華堂(なんとかどう)】さんの公式サイト↓

peraichi.com

 

 本の紹介は順次更新していきます!

 今月もどうぞよろしくお願いします。

 

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